毎月第3火曜日に開催の月例レース、DRIBAR CUP。今月の結果です。
優勝 shige選手
準優勝 ジョリ選手
第三位 ちび猿選手
優勝はshige選手。
shige選手DRIBAR CUP史上初の4連覇、達成。
「そこまで勝たせるなんて、DRIBARのレベルが低いのでは」
そう見る向きもありましょう。
身びいきと言われればそこまでですが、決して低い水準ではありません。
むしろ、高いレベルで競い合っていると胸を張れます。
「DRIBARのコースに本気で取り組んでいるから、よそでも勝てる」
これはshige選手の言葉。
常設コースレイアウトの設計に関しては、幾つかの基準を設けています。
初心者が組んだばかりのキットで走れる。
上級者でも一月に渡って取り組める。
前月のセッティングをそのまま投入しづらい。
など。
ただ手持ちのマシンを投入するだけで、そうそう勝たせるわけにはいかない。
そこでの4連覇ということは、常に進化していることの証明なのです。
今月のコースレイアウトはホームストレートを極端に長く取りました。
5月のワインディングからに比べて、大きな変更。
これはある意味で、設営者のわがままであり、レースに臨むものへの挑戦状です。
トップスピードを稼ぎつつ、飛び込み勝負もする。
そんなパズルに、頭をひねってもらいました。
shige選手は言います。
「今回、一番速いのは自分ではなかった。でも勝つことが出来た」
これは今回だけではないのです。
必ずしも最速というカードを持たない中で、いかにして勝つか。レースとはその繰り返しなのです。
手を尽くしたことで、展開がついてきた感もありました。
勝ち抜いた3人が2本先取で行う、優勝決定戦の3戦目。
shige選手とちび猿選手が一本ずつ分けての3戦目。
リーチをかけたshige選手がトップ走行から2周目、下りスロープでのコースアウト。
恐れていた2コーススタート時のコースアウトが現実に。
これで決したかと思いきや、ファイナルラップでちび猿選手もコースアウト。
もうこれは、執念の世界。セッティングの先の領域。
コース上に残った、ジョリ選手が勝っての三つ巴の最終戦。
緑に光るLEDがゴールラインをまたいだ瞬間、自然に出た雄叫びは心の底からの歓喜であり安堵。
shigeさん、優勝おめでとう!
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